学力による塾選び その2

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学校の授業にはなんとかついて行けているが、一人では勉強しない・できない場合の塾選びについて考えてみましょう。

平均点をとれても、一人で勉強しないので成績が伸び悩んでいる、という状態がこれにあたります。このような子供は決して他の子供たちに比べて頭がわるいというわけではありません。勉強がどうしてもつまらないと感じていて、自分で勉強したくないと考えているので、子供が学習に興味を持てれば、絶対に成績は伸びます。

このようなタイプは、予習が必須である進学塾や総合塾の進学コースはよくありません。まずは勉強に興味を持ってもらいたいのです。このタイプは、成績が少し上がるとうれしくて、勉強の意欲がわいてくるというタイプである場合が多いです。そのため、補習塾もしくは総合塾の補習コースが良いでしょう。伸び代を考えるのであれば、より総合塾を視野に入れていきましょう。特に、講師と学生でのやりとりに活気があるところだと、さらに効果があると思われます。

今度は、成績も良く自分から勉強できる場合です。自分から勉強出来る子供というのは知識欲が旺盛です。このようなタイプは、進学塾や総合塾の進学コースがよいでしょう。このような塾は、学校の授業の先の範囲を教えてくれるので、知識に飢えている子供はぐんぐん吸収して行くことでしょう。

ただし、進学を目指す塾やコースは、予習、復習の量が多く、在籍している子供たちも優秀な子供たちばかりです。そのため、学校では成績上位陣でも、塾内では真ん中くらいかそれより低い成績だった、ということや勉強量に押しつぶされて、やる気がなくなってしまったというケースもあるので、父兄の皆さんはそれに気をつけておいてください。また、部活やクラブ活動も継続したいという子供は、進学塾、コースの勉強量は大変な負担になるので、よく相談することが大切です。