夫の態度は重要


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妊活中に夫が出来ることは沢山あります。

その一つが、妻に対する言動に気を付けることです。

妻は夫よりも焦っていると認識して下さい。

その彼女を余計に苦しませる言動を取ってしまうと、夫婦の信頼関係は壊れてしまいます。

例えば、子どもが欲しい女性が喪失感に苛まれると泣いてしまうこともあるのですが、それを咎めるのは禁物です。

大人であっても泣きたくなることはあります。

みっともないと切り捨てず、理解してあげることが大切です。

泣きたがっている時は、思う存分泣かせてあげましょう。

泣くことで発散されるストレスもあります。

またストレス発散を口実に、無理に外に連れ出すのもリスクを伴います。

外出先で子連れの家族に出会ってしまうと、却って落ち込むことがあるからです。

もちろん本人が望んで外出する分には仕方がありませんが、夫が誘う時は注意して下さい。

このように夫の取るべき言動について話すと、自分も人間だからそこまで気を遣えないと思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かにパートナーにはパートナーの苦しみがあるでしょうし、時には妻の言動が酷い場合もあるでしょう。

その場合は致し方ありませんが、それでもなるべく寛大に処理するようにして下さい。

特に不妊治療を行っている最中などは突き放してしまうと「夫の前で弱気になることが出来ない」と思わせてしまい、妻は悲しみの淵から帰ってこれなくなります。

さて、夫婦がお互いに気を遣い合っても、いわゆる「すれ違い」は起こり得ます。

それは、気を遣うからこそ、相手に自分の我儘を具体的に吐露することが出来ないからです。

空気を読んで本音を語れなくなると、夫婦は心を閉ざしてしまいます。

そうならないための方法として不妊治療を専門としている先生に相談されてみるのも良いでしょう。

また、普段から自分の性格、言動、考えていることを正直に伝えておいた方が良いでしょう。

自分がどのような人間であるのかを包み隠さず話しておくのです。

そうすれば、コミュニケーションで問題が生じにくくなります。