唐辛子
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今、辛いものブームです。辛いもの専門店といったお店も増えてきました。私も辛いものが好きですが、唐辛子で真っ赤なスープを飲む自信はありません。唐辛子の強烈な辛味は、カプサイシンという成分によるものです。カプサイシンは食欲を増進してくれますし、血行をよくして身体を温めるという効能もあります。消化吸収も促進することでも知られています。それから脂肪を分解してくれるというダイエットをしたい人には嬉しい野菜です。とうがらしを適度に摂ることで、太りにくい身体になる可能性もあります。昔、旅人は、腹や腰の冷えを防ぐために、腹巻きの中にとうがらしを入れて道中歩いていたそうです。今もカプサイシン成分を練り込んだ腹巻きや靴下がありますね。体内の脂肪を分解する働きもありますし、太りにくい体質になるということで、食べまくりたい気もしますが、食べすぎると胃に負担をかけてしまうので、ほどほどにしたほうが良いようです。とうがらしの効能としては、食欲増進、冷え性・痛みの改善といったものです。とうがらしに含まれるアピオールというのは食欲増進、血行促進に有効です。からみのもとのカプサイシンは風邪予防や感染症予防にもなります。民間療法として、ホワイトリカーにとうがらしを漬け込んで冷暗所に置いておきます。痛みへの湿布に有効です。約30日間保存したものを使います。激辛ブームは若い女の子たちにもきてますが、あまり取りすぎると胃を荒らしたりするので気をつけて欲しいです。でも、ダイエットに良いと聞くと、食べたくなるのが女心ですね。今の時代、感染症に有効というのも、とても嬉しい薬効です。有機野菜の唐辛子もあるようです。旬は一年中ですし、いつでも美味しくいただけます。